こんにちは!
トレーナーの齋藤です。
今回は糖質制限のダイエットについてです。
成功する人、しない人の差を掘り下げていきます。
糖質の摂取量を少なくすることを糖質制限といいます。糖質制限を継続すると、体重が多めの人にはダイエット効果があります。その仕組みを解説します。
1.糖質が脂肪となる仕組み
- 1. 小腸でブドウ糖が吸収されると、血糖値(血液中の糖質の濃度)が上昇します。糖質の摂取量が多いほど、吸収されるブドウ糖も多くなり、血糖値も高くなります。
- 2. 血糖値の上昇に応答して「インスリン」というホルモンが分泌されます。インスリンは血液中の糖質を細胞に取り込むよう命令を出すホルモンで、血糖値が高いほど多く分泌されます。
- 3. このインスリンの働きによって、血液中のブドウ糖は全身の細胞に取り込まれます。(その結果、血糖値は下がります。)
- 4. 取り込まれたぶどう糖は主に活動エネルギーを得るために消費されます。しかし、余ったぶどう糖は脂肪細胞に取り込まれます。
- 5. この余ったぶどう糖は、インスリンの働きによって脂肪に変えられて蓄えられます。
「糖質が太る原因だ」といわれる理由は、糖質を摂り過ぎて余った分が脂肪に変換されて蓄えられることが原因です。
2:糖質制限すると・・・
糖質制限を実践すると、摂取量が少ないぶん血糖値の上昇が少なくなりますから、インスリンの分泌量が減ります。その結果、インスリンの働きは穏やかになりますので、脂肪がつきにくくなります。さらに、活動エネルギーとして消費されずに余って脂肪に変わる糖質が少なくなるので太りにくくなるというわけです。
最後に!
糖質は大切な栄養素であり、エネルギー源としてもとても重要なものですが、現代の食生活では摂取量が多くなりがちです。糖質制限ダイエットは、適正な糖質量を守れば、カロリーを気にせずにタンパク質や油などを好きなだけ食べてよいだけでなく、選べる食材の種類が多いので、ストレスが少なく継続しやすいダイエット法と言えます。
ダイエット中はカロリー不足とならないように、タンパク質を多く摂るように心がけましょう。そうすることでタンパク質の摂取量が増えますから、あわせて運動を取り入れれば、筋肉量が増えて基礎代謝を上げることにもつながります。
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