こんにちは!
LECTの國井です。
カッコよく痩せるのはトレーニングに励んでいる方の永遠のテーマですよね。
そのためには「燃費の悪い体づくり」が重要なんです。
まずは代謝というものを簡単に説明すると、「食べたものを処理し、有効に使い、そして効率よくためるために体内で行われる一連の化学反応」です。
大きく3種類があり、基礎代謝、活動代謝、食事代謝。このうち、最も消費するエネルギーが多いのが基礎代謝です。
私たちが1日に消費するエネルギーの6割を占めるのが基礎代謝です。
だから、代謝を良くするには、基礎代謝をいかに上げるかがカギになります。
端的に言えば「燃費の悪い体」をめざす、ということです。
車を選ぶときには、燃費の良い車が好まれますよね。
でも、体についていえば、エコカーよりも、ふつうに生活をしているだけで無駄にエネルギーを使う、燃費の悪い体のほうが良いのです。
逆に燃費の良い体とは、食べたものをグリコーゲンや中性脂肪に変えて備蓄して、あまり使わずにどんどん体にため込んでしまうような体のこと。
一方、燃費の悪い体とは、食べたそばからどんどんエネルギーを消費して、余計な備蓄がたまらず、太らない体です。
めざすべきは、当然、後者ですよね。
基礎代謝とは、何もしない状態で体はどのくらいのエネルギーを消費するかという、生きるために最低限必要なエネルギーのことです。
心身ともに安静に、ただボーっと横たわっていても、生きている限り、私たちの体内ではそれぞれの臓器が働いています。
だからこそ、基礎代謝は大きいのです。
では、安静時には体内のどこで、とくに多くのエネルギーが消費されているのでしょうか。
じつは、心臓よりもずっと多く、脳や肝臓と同程度か、それ以上にエネルギーを消費しているのが、全身の筋肉です。
筋肉は、伸ばしたり縮めたりして動かすときにエネルギーを消費するイメージがあるかもしれませんが、何もせずにじっとしているときにもじつは結構なエネルギーを消費しています。
まず、基礎代謝には体温維持のために使われるエネルギーが含まれますが、さまざまな臓器のなかでも最も多くの熱を生み出しているのが筋肉です。
筋肉はタンパク質でできていて、そのタンパク質は合成と分解を常に繰り返しています。
つまり、筋肉は日々作り替えられているのです。
筋肉の合成と分解にもやはりエネルギーが使われるので、筋肉を維持するだけでもエネルギーが必要なのです。
筋肉量が増えれば、その分、消費するエネルギーも増えます。
基礎代謝量全体のうち、筋肉が消費するエネルギー量は2割強なので、割合としてはそう多くないように感じるかもしれません。
でも、「安静時の脳の代謝を上げましょう」と言われても、自分でコントロールすることはできませんよね。
筋肉量であれば、増やすことができます。
つまり、基礎代謝のなかでも、ほぼ唯一自分でコントロールできるのが、筋肉が消費するエネルギーといっても良いでしょう。
ですから、基礎代謝を高める「燃費の悪い体づくり」の基本は、筋肉をつけることなのです。
菊名待望のパーソナルトレーニングジム【LECT】
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