こんにちは！
LECTの鈴木です。
先日のプロ野球、
巨人対中日での試合のこと。
通算268本のホームランを放っている
巨人の中田翔選手が、
プロ15年目で初めての送りバントを決めました。
野球の中では至って普通のプレーですが、
こと中田選手のように
子どもの頃から「お山の大将」で、
「自分中心にチームが動いていた」選手にとっては
様々な想いがあっただろうと思います。
そして、同時にすごいと思ったのが、
そんな中田選手に平然とバントの指示を出した原監督の采配です。
たぶん12球団でバントを指示出来るのは原監督だけでしょう。
大抵は不満分子になったりするのを恐れ、
指示をためらいがちですが、
そこに強い組織と弱い組織のリーダーの違いがあると感じました。
弱い組織のリーダーは
基本は厳しいことを言いながらも、
特定の選手に対しては言わなかったり（言えなかったり）
他の選手が怠慢プレーをしたら叱責するところを
特定の選手はおとがめなしだったり、
ということが度々あります。
そういうのをスポーツであれば選手たち、
会社であれば部下たちは本当によく見ています。
そうしたリーダーの遠慮・恐れ・ブレが
組織の士気低下や
ここぞ！の場面で統制がとれない状況を招くと考えています。
大切なのは個人の事情や感情ではなく
勝つための最善策は何か、
そこにフォーカス出来ているかどうか。
その水面下では
脇を固めるコーチ陣のフォローや理解、
リーダーによる普段（不断）からの配慮が
あるだろうことも忘れてはいけませんが、
大事なことを再認識させられました。
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