パーソナルトレーニングジムLECT

菊名駅西口徒歩1分にあるパーソナルトレーニングジム。LECTスタッフによるブログです。

感謝の本質【第124回:鈴木】

こんにちは!

 

LECTの鈴木です。

 

「感謝が出来ない人、ありがたみを感じられない人は何をやってもダメ」

不思議なほど、

先輩経営者から異口同音聞かされる言葉です。

 

私自身、20代を振り返ると

それについてあまり深く考えたことがなく、

どちらかというと「感謝出来ない人」だったと思います。

 

ただ、それが大きく変わったのは

27歳のとき妻と結婚してから、

妻の両親である義父母からある叱りを受けてからです。

 

近所に住む義父母は

デパートの催事や物産展が好きで、

よく「これ美味しいから食べなさい」

と妻経由でお土産をいただいていました。

 

はじめは、その後会ったときにお礼を言っていたのですが、

次第に私自身「貰うのが当たり前」となってしまい、

お土産をいただいても、お礼が抜け始めていきました。

 

妻も気を利かせて

「次会ったらお礼しておいてね」

と言ってくれていたのですが、

それでも抜け続けていたようで、

そんなある日

義父から「礼の一言もないのか」と一喝されました。

 

そもそも礼儀がなってないし、

貰って当たり前というか

何とも感じられていないことが一番の問題

と、ど正論の叱りでした。

 

ただ、今振り返れば大変恥ずかしいのですが、

当初は「恩着せがましいな」とか

「とりあえずお礼だけ言っておけば良いのか」

と思ったのも嘘ではありません。

 

それでも「とりあえず」教えられた通り

「相手に会ったら、何かお礼を伝えることはないか」

心がけるようしていると、

次第に私の心境に変化が出始め、

「この人は、なぜやってくれたのだろう?」

と考えるようになり、

そしてあるとき、義父母が感謝されたいから私に言ったのではなく、

私自身のために、そうした方が良いということに気付くようになりました。

 

例えば、お客様から旅先のお土産をいただいたとき、

・余ったから持ってきていただいた、と思うのか

・旅先でさえ、わざわざ自分のことを思い出して、

荷物が増えるにも関わらず買ってきてくれた

 

と思うかで、天と地の差があります。

 

そこに、豊かな人生となるか否かの

1つの分岐点があると思います。

 

義父母に叱られた頃の私は、

いつも「上に、上に」と上昇志向がありましたが、

何となく、その「飢えた、渇いた感覚」を

「向上心」と勘違いし、

感謝など潤い満ちた感情のレセプターに

蓋をしてしまっていたような気がします。

 


現在、先輩方からも

お金を持てば持つほど出来ないことが減っていく、

すると「有難い感度」が下がりやすくなるから、

かなり意識して生活するようにしているよと聞きます。

 

さもないと、仮にどんなに裕福でも、

心は貧しいままというか、

いつも満たされずに、さまよい続ける。

結果、酒や色恋に走って、

自滅していく人が本当多いからね〜と、笑い話でオチます。

 

また、感謝出来ることで、

今度は「恩返し」という

おそらくどんな感情よりも強く、

ポジティブなエネルギーが生まれます。

 

あるか、ないか

持っているか、持っていないか、ではなく、

感じられるか、感じられないか。

 

相手のためであると同時に、自分のために、

いつも意識していきたいと思います。

 

LECT「体と心をトレーニングする。」

 


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