こんにちは!
LECTの國井です。
女性のお客様の悩みでよくあるのが「便秘」。
ダイエットなどをして食事量が減ると腸が動きにくくなり、便秘になりやすくなります。
便が出ないと、「食事を摂るとお腹に溜まってしまって、お腹が出てくるので食べたくない」「食べ過ぎると便が詰まって出なくならないか不安」と考える人もいます。
確かにその通りなのですが、食事を減らして便秘が悪化しなかったとしても、良くなることはありません。
やはり食事はしっかりと摂ることが便秘改善には大事です。
もし食事の量を増やしたくないのであれば、朝食だけはしっかり摂りましょう。
1日3食の中で、朝食が一番大事です。朝食後に大腸の大蠕動が一番起こりやすいからです。
大蠕動は腸が大きく動き、便を肛門の方へ押し出していく動きです。
大蠕動は1日に何回かしか起こらないのですが、朝食を食べた後が一番起こりやすいのです。
大蠕動が起こると、奥にあった便が肛門近くまで下りてきます。
これによって便意を感じるので、そのタイミングでトイレに入る習慣をつけることがとても大事です。
朝食をしっかり摂るためには、朝きちんと起きて余裕を持って行動することが大事になります。
そのためには夜も十分に睡眠をとる必要があります。
このようにゆったりと朝を過ごすこと、夜に十分寝ることは、腸の動きを調節する自律神経をリラックスさせるためにも重要です。
生活のリズムを整えリラックスすること、朝食をしっかりと食べて大蠕動を促すこと、さらには食後にトイレへ入る時間の余裕を作ること、これらはとても大事です。
しっかりと生活のリズムを作らないと実行できませんが、最も大事です。
そしてもう一つ、便秘といえば「食物繊維」=「野菜をたくさん」=「サラダ」とイメージされている方が多いと思います。
実は便秘の解消に葉物野菜はあまり役に立ちません。
なぜなら便秘解消に役立つ食物繊維は、腸内細菌の活動を活発化させる水溶性食物繊維であり、レタスなどの葉物野菜にはあまり含まれていないからです。
葉物野菜には不溶性食物繊維が多く含まれます。
不溶性食物繊維を多く摂ると便は増えますが、大腸の動きが良くないと余計に便が詰まってしまいます。
食物繊維を摂っても便秘が良くならない理由の一つは、摂っている食物繊維の種類を誤っていることです。
ほとんどの野菜は不溶性食物繊維の方が水溶性食物繊維よりも多く含まれています。
ですから食物繊維を摂ろうと意識するときは、水溶性食物繊維を多く摂るよう意識することが大事です。
水溶性食物繊維を多く含むのは、らっきょうやにんにく、ごぼうなどの根菜類やワカメなどの海藻類です。
また、リンゴやキウイフルーツ、プルーンなどの果物も水溶性食物繊維が豊富で、便秘解消に役立ちます。
是非、参考にしてみてください!
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